フレンツェル法
フレンツェル法
バルサルバ法
鼻をつまんで声帯を閉じ、舌を挙上する動作を行うことによって耳管へ空気を送り込む方法。
フレンツェル法を習得したダイバーは、経験を積むに従って自然に習得することができる耳抜き方法で、
耳への負担が少なく、最も安全かつ理想的な耳抜き方法です。
上の図を見てみましょう、バルサルバとフレンツェルの違いは声帯を締めたまま耳抜きをすることと、
締めずに耳抜きをするという違いです。
バルサルバは『一つの空間』で、フレンツェルは『二つの空間』をまず作らないといけません。
なぜ二つ空間を作る必要があるのでしょうか・・・?
このような疑問や質問などはAIDAライセンス講習で学ぶことができます!
では、まずフレンツェル法を勉強しましょう!常に練習をすれば、誰でもできるようになります。
①口を開けたままバルサルバが出来るでしょうか?
できる方も一度確認してみましょう。
まず、『クッ』OR『Kッ』の発音をしてみましょう。
『クッ』と『Kッ』を発音するときに口の形が違うだけで舌の位置が同じ所にあるのに気づきましたか?
次に口を『あ~~』の形にして、『クッ』を発音してみましょう。すると新しい発音が出てきたはずです。
その発音はここで『KE』と言いましょう。もう一回発音しながら、
自分の舌の位置を鏡で見て舌の根っこだけ動いているかを確認します。
最後に私と一緒に口を開けたまま『KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ』、、、、、、、
今だ!! 鼻を摘んで舌が上に当たっていれば『KEっ』の発音は出てこないはずです。
代わりに耳抜きができるようになります。
ここまでは簡単ですね、『KEっ』発音する時に舌の動きを覚えてください。*とても大事
②声帯を閉じましょう。
はい、私と一緒に『あ~~~~~~~~~~~~~』今だ!!止めて
もう一回『あ~~~~~~~~~~~~~』止めて
もう一回『あ~~~~~~~~~~~~~』止めて、息吸うのを忘れないでね。
もう一回『あ~~』止めて、『あ~~』止めて、『あ~~』止めて、
わかったかな?
声を止めた時に声帯を閉じる感じです。
よくわからない筋肉が蓋みたいに閉じたり、開いたりしているのがわかりますか?
③声を出さずに『KEっ、KEっ、KEっ』を下の動きをしてみましょう。
復習するためにもう一回私と一緒に声を出して、『KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ』
今だ!!! 鼻つまんで!!!! どうですか?抜けましたか?
(鼻が空気を含んで膨らんだりしているのを確認してください)
抜けなかった人は①番からやり直してみましょう。
抜けた人は一緒に『KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、』聞こえないくらいの声でいいましょう。
しっかり舌の動きを覚えてください。
次は息をいっぱい吸って口を開けたまま息を止めて声帯を閉じたまま、
『KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ、KEっ』
今だ!!! 鼻つまんで!! どう?? 抜けましたか?
抜けなかった人は鼻つまんだまま永遠に続けてみましょう!
舌の根の部分は上を沿りながら、後ろに引くか舌の根は前方45度↖︎に押すことを感じながら
(舌を後ろ下に引くではありません。必ず舌の根が上に当たっている事を意識してください)『KEっ、KEっ』しましょう。
だんだん耳が抜けるようになります。
どうですか。みんなさんフレンツェルできましたか?
私もすぐには出来ませんでしたよ。
常に練習すれば、できない人はいません!!!
頑張りましょう!!!
毎日300回やればできる説!!!!!!